どさん語マスター回答！

すっかり忘れてた（てへ）

ま、自己満足記事だからコメントないのも想定していたさ！
そう、想定内･･･（；ω；）


回答は以下から！

>[【模範解答】北海道弁（どさん語）検定1級の問題【解説】]

○シーン１： 泥棒に入られた住民と警官の現場検証にて

　警官：
　　ちゃんとじょっぴんかった(1)のに、これは災難だわ。
　　玄関だけで安心したらダメだべさ。

　住民：
　　ほんとはんかくさいの(2)がいたもんだ。
　　こりゃわやだ(3)･･･。いやぁ、もう･･･。

　警官：
　　あ、ちょさないで(4)。
　　このままでね、なくなったもんわかりますか？

　住民：
　　いやぁ、もうなにがなんだか。

　【回答】
　(1) 鍵をかけた
　(2) 仕方ないヤツ（意訳）
　(3) めちゃくちゃ
　(4) 触らないで

　【解説】
　「じょっぴんかる」なんて、都市部育ちの方は使わないかもしれません。
　農村、漁村、高齢の方はまだ使われていると聞きます。
　因みに私の祖母は「カギかったか？」のように若干名残が残っています。ｗ

　「はんかくさい」はたまに聞く機会があるかもしれません。
　ただ、この言葉は「どうしようもない」状況を表したり、そのような状況に
　陥っている人物・動物に対して幅広く使われているので標準語にぴったり来る
　言葉がないです。
　今回「はんかくさい」＋「の」で若干変化しています。
　この場合「～の」は物であったり、人物を指す代名詞として働くため
　意訳して意味の通じるものとしています。

　他の言葉は、もしかしたら会話中にぽろっと漏れる道産子がいるかもしれません。

○シーン２：冬の朝、出勤する夫を見送る妻

　夫：
　　いやー、さびーな。
　　今朝何度？

　妻：
　　10度(5)だって。

　夫：
　　しばれるね(6)。

　妻：
　　そう。
　　だからちゃんと手袋はいてね(7)～？

　夫：
　　はいはい、あ。

　　（手袋を拾う）
　　うわっ、しゃっこい(8)。

　妻：
　　なんでちゃんと受け取らないのさ～、雪の中おとすからでしょ。（笑）
　　そうだ、出てくついでにこれ投げておいて。今日燃えるごみ。(9)

　【回答】
　(5) 氷点下（マイナス）10度
　(6) （凍てつくほど）寒いね
　(7) 手袋つけてね
　(8) 冷たい
　(9) これ棄てておいて。今日燃えるごみ。

　【解説】
　冬場に気温がプラスになることはほぼない北海道では
　いちいち、氷点下（マイナス）という表現を会話ではしません。
　（情報を正確に伝える必要がある、天気予報くらいですね。）

　なので、冬場に10度の次に暖かいのは9度です。（笑）
　あと、雪解けの季節に0度を超えると、暑い暑いと言い出す道産子が急増します。

　「手袋はく」と「ごみ投げる」は道産子がよく本州で笑いのネタにする（される）
　定型句です。
　かく言う私も、大学進学で本州に出るちょっと前まで周りからいわれるまで
　知りませんでした…。

○シーン３：道産子、本州の病院に通院

　医師：
　　はい、次の方ー。
　　こんにちは、今日はどういった様子で？

　道産子：
　　うーんと、なんか朝起きたらもう、こわくて(10)。
　　咳も止まらないし、鼻水とまらんです。
　　風邪っぽいかなと思って。

　医師：
　　･･･ここ、ただの内科ですが？
　　科を間違えていませんか？

　【回答】
　(10)辛くて

　【解説】
　怯えているわけではないです。
　身体的にだるい状況を「こわい」と表現します。

　これは、なんとなく北海道弁であることに気付く道産子は多いと思いますが
　何気なく使ってあとからはっとすることがあるようです。ｗ